緊急!! 熱中症・脳梗塞 多発! 【 No.9/'10.9.1号】
日本列島が”かまゆで”にあったような大変な暑さ。多くの人が熱中症・脳梗塞で
倒れて病院へ運ばれていると連日報じられています。緊急対策が必要です。
熱中症とは?
限度を越えた高温多湿に晒されると人間はまず体温が上がる。 体は約37℃に体温を保とうとするので、体温を下げるために… |
↓
① 体中の血管を広げて 熱を放出しようとする。 |
血圧が下がり血流が悪くなる。 |
↓
② 汗をかき、その汗が蒸発する時に熱を奪う 働きを利用して体温を下げようとする。 |
体中の水分が減少するため血液中の水分も不足し 血液がドロドロになる。 |
この① ②が原因で、脳まで血液が行かなくなり、脳が酸欠になることが
熱中症と脳梗塞の始まりです。
脳に酸素が行かないと…
脳は生命維持・手足の運動・精神活動・内臓を働かせる等の
司令塔ですから、様々な症状が出て生命が危険に晒されま
す。頭重・頭痛・めまい・だるい・食欲不振・考えが纏まら
ない・こむらがえり・手足の動きが悪い。老人では、認知症
・錯乱も早期に出る。もっと進むと、腎不全・失神・心停止
にも至ります。
脳梗塞とは?
脳血管が動脈硬化で細くなり、血栓などで詰まって、脳細胞に血液が行かなくなる病気。
(脳が酸欠)今まで寒い冬に多い病気とされていましたが、冬よりも今夏、熱中症に掛か
るとすぐ脳梗塞になっている例が多いです。(しかも重症の)
対策は ① 冷やす ② 飲む ③ 食べる
① 冷やす
人間は寒さには大変強い→ 0℃でも生きられる。
しかし暑さには大変弱い→ 26℃以上の空気を30分吸うと
体温が上がる。室温は24時間、26℃以上にならない方が
良い。仕事をするなら23℃位であることが必要。屋外に
通じる戸・窓は全て閉める。(外気を遮断する)
【日中】 | 【夜】 | |||||
② 飲む
甘くない飲み物(◎岡山市の水道水◎お茶)が一日
1.5ℓ〜2ℓ近く必要。朝起床時から夕食までに飲ん
でしまう。
※涼しい所に居ると水分はさほど必要でなくなる。
※お茶は緑茶・麦茶100%が良い。最近の特殊な植物のお茶
やミネラルウォータの一部はたくさん飲めません。
② 食べる
「夏はうなぎを」と江戸時代から言われていますがその通り。
うなぎに代表されるスタミナがつく食材(肉・魚・卵など)
を味噌・醤油で普通に味付けした料理を、朝・昼・夕に
2〜3品食べる。味噌汁を3食飲むなどにより、冬より
少し多めの塩分が摂れ、スタミナもついて夏バテ防止に
なります。(塩水・梅干しは良くない)
※少なくとも9月いっぱい(気候によっては10月も)厳重な
注意が必要です。
室温を調節し、水分をどっさり取る
日中は暑く、夜はまだ少し肌寒いなどという時期には、温度調節が難しく、
体調を崩して、だるい、食欲不振などの症状が表れやすくなります。
今回は室温調節と水分補給についてご紹介します。
元気な人間は体温37℃です。この体温をい | | |||||
室温が15℃〜26℃までは体温は身体で自動調節
されますが、
15℃以下では暖房などで温度を上げることが必要
26℃以上では冷房などで温度を下げることが必要
人間は涼しい環境には強いですが、高温には弱く、
すぐに症状が出ます。
暑い時期、体温を下げるには冷やすことも必要ですが、
水分もどっさり必要です。(人間の身体は水冷エンジン
のようなもの)温度計を見ながら室温調節、水分補給を
して下さい。
冷房の効いた部屋に一日いる人は1300 ml 、
外出し汗を流すことがある人は2000ml の水分が必要
のどが渇く前に飲むことが必要です。
岡山市の水道水、緑茶などが理想的です。
水分をどっさり取る
もう熱中症が出ています。日中は真夏、夜は真冬と
思ったらちょうどよいかも知れません。人間の身体
は6割が水です。吐く息や体温を下げる為の汗など
で水分が失われています。常に水分を補給しなけれ
ば脱水になります。
◎ 状況に応じて下記の水分量が食事以外に必要です。
・ 冷房の効いた部屋に1日いる人………1300ml
・ 外出する人………………………………2000ml
・ 暑い所で力仕事やスポーツをする人…3000ml
のどが渇く前に水分を取るのがコツです(渇いてから飲むのでは遅い)
血をサラサラにする緑茶・岡山市の水道水がお勧めです。
おかずをしっかり食べる
暑さ負けには ”うなぎ” も必要
健康診断を受けましょう
6月から健康診断が始まります。
◎ 45歳〜74歳までの方…特定健診・がん検診
◎ 75歳以上の方……………基本健診・がん検診
特定検診とは、メタボ健診のことです。日本人の8割は糖尿
病になりやすい体質。当院では
”一生糖尿病にならない”ため
のアドバイスを行ないます。がん検診は胃・肺・大腸・前立
腺がんです。
がんを恐れないため
の検診です。
補助金もありますので、健診は大変有用です。是非受けられ
ますようお勧めします。
* 年1回の健診は1年間の安心を保証します
1日3回の栄養バランスのとれた食事は人間が生きて
いくために必ず必要です。薬も健康食品も食事の代
わりにはなりません。
◎ 必要な栄養:体を作る材料になります。誰でもほぼ同じ量が必要です。ほとんどおかず
から摂ります。魚・大豆食品・卵・肉・チーズ(たんぱく質)と野菜・き
のこ・海草(ビタミン・ミネラル)で、1対5で摂ります。たとえば魚1切
れ(肉は150g)の主菜と、豆腐・ちりめんじゃこなどの副菜、その5倍
の野菜・海草・きのこが3食それぞれに付いていることが必要です。昔の
日本食のように色々な食材をとること。調理は炊く・網焼き・蒸すなどが
良く、油で揚げないように。みそ汁などは十分にとる。
◎ 必要なカロリー:体を動かすエネルギーです。主食のご飯・めん類・パンや脂分からと
ります。激しいスポーツや肉体労働には沢山必要です。体を動かさな
い現代人は少なくて良く、多すぎると肥満・糖尿病につながります。
パン食よりご飯食の方が食事療法しやすい。100gのご飯(女茶碗に
軽く1杯)が基本です。男性・歩き回る仕事の人はこれより多く、女
性・あまり歩かない人・減量が必要な人は少し減らす。運動すると少
し多く食べれます。脂分は動脈硬化予防の為にもできるだけ摂らない
ほうが良い。(魚の脂はむしろ体に良い。肉は炊く・網焼きで脂を
かなり落とす。てんぷら・フライは衣をはずす。)
◎ 1日にリンゴ1個程度のくだものは必要です。(ビタミンC)
(みかんは3個・バナナは1本、2種類食べる日は半分ずつ)
甘い飲み物、フルーツジュースは不要。トマトジュースは良い。
◎ 間食は大人は必要ありませんが、(子供と高齢者には量を
決めて必要)まんじゅうやケーキ1個を食べたら次のご飯
(主食)を半分に(副食は減らせない。)せんべい3枚食べ
たら3口減らしてください。
地球環境の変化が激しく今まで経験しなかった猛暑です。高温と脱水で、熱中症・
脳梗塞・心筋梗塞が増えています。生き延びるためには、頭を切り替えて対応しな
ければなりません!!
水分をどっさり取る
人間の体は6割が水です。吐く息や、体温を下げるための汗などでどん
どん水が失われています。常に水分を補給しなければ脱水になります。
◎ 冷房の家に1日いる人は1300ml・外出する人2000ml、暑い所で力仕
事やスポーツをする人は3000mlの水分が食事の時以外にも必要です。
朝起き抜けにガラスコップに2杯、あとは30分おきに1杯ずつぐらいに
飲んでください。(昼間十分 飲めば寝る前は少しで良いです。)
◎ 暑い所へ出かける前、帰った時、作業に取り掛かる前、終わった時などに2杯とい
うように、のどが渇く前に十分飲んでおくのがコツです。(渇いて飲むのは遅い)
◎ 食事をしっかり食べ、しっかり味付けをしたおかず、お汁で十分栄養、塩分をとっ
ていれば、飲み過ぎは大丈夫です。
◎ 昔ながらのお茶・麦茶・番茶・ウーロン茶・岡山市の水道水などはたくさん飲んで
も大丈夫。最近の特殊な植物のお茶・ミネラルウオータの一部・甘くてカロリーの
あるものはたくさん飲めません。ビールはむしろ血がドロドロになります。
体を冷やす・部屋を冷やす
気温が27度を超えると、体温を平熱に保つことが
できにくくなります。部屋に温度計を置いて、ク
ーラーなども使って部屋の温度を下げましょう。
高齢になると皮膚の温度感覚がにぶります。自分
は暑くないと感じても体は暑がっています。温度
計でチェックし、調節して下さい。
今年も新年早々インフルエンザが大流行し、いまだに続いています。
「風邪は万病のもと」とも、「お母さん、風邪の突然の熱で夜中に子供を連れて
病院に走らなくてもよろしい」とも言われてきました。いずれも一過性のちょっ
とした病気と思われていました。重症のインフルエンザが大流行し、早く飲めば
早く治る薬が出てから、風邪についての考え方が少し変わってきました。
風邪とは
風邪はほとんどがウイルス感染による鼻・のどなどの急性炎症です。
(急性○○とは急に始まり、長くない期間で必ず治る病気につけます。
炎症とはその部分が赤くなり、熱を持ち痛みを伴なったり、液がし
み出たりする状態です。)風邪にかかると鼻水・鼻づまり・くしゃ
み・のどや頭の痛み、せき・たん・熱・時に下痢・嘔吐などの症状
が出ます。必ず1週間以内に自然に改善します。それ以上に続くも
のは、
風邪の合併症
か
他の病気
です。
◎
熱・せきが強く長い・・・・・・・・・・肺炎
◎
熱はないが夜のせきが1週間以上続く・・気管支炎
◎
だんだんとのどの痛みが増える・・・・・扁桃炎
◎
色つきの鼻が増えて続き頭痛も激しい・・副鼻腔炎
◎
耳が痛い・・・・・・・・・・・・・・・中耳炎
◎
透明な鼻が一週間以上続く・・・・・・・アレルギー性鼻炎
◎
夜のせき・ぜいぜい・呼吸困難・・・・・喘息
風邪は1週間以内に自然に治るものですから、薬はいらないのが原則で、栄養と水分を
十分にとり安静にすることが大事。高熱でも食事ができ、テレビが見れたりすれば、水
分を十分とって様子を見てよいです。高い熱がウイルスを殺しているのだと考えられて
います。解熱剤をかけすぎると長引いたりします。
注意が必要なとき
◎
乳児・高齢者・糖尿病・肝臓病・腎臓病・心臓病などを持っている場合、
こじれやすいので注意。
◎
合併症には抗生物質などがいる。
◎
けいれん・ぐったり・食事がとれないなども早急な治療がいる。
インフルエンザとは
インフルエンザウイルスA型、B型の感染によって起きる世界中で最も多い感染症です。
感染能力が強いので大流行になり、歴史上にもソ連かぜなど多数の死者を出したことが
登場します。現在は抗生物質など良い薬があり、栄養状態も良いので、昔のように死者
多数などなりませんが、高齢者で重症の合併症が起きやすく死亡原因になり、また乳幼
児では脳症の合併があり恐れられています。糖尿病、肝臓病、腎臓病、心臓病などを持
っている時も、重症化しやすいので注意がいります。普通のかぜの数倍から7〜8倍強烈
な感があります。
症状・検査
・ 流行は寒い時期、A型は12月末より2月頃まで、B型は2、3、4月頃で他の時期には
全く見かけません。
・ 若い健康な人では1週間足らずで自然に治ります。
・ 症状はかぜの症状が重症で来ると思ったら良い。高熱が4日前後続く、 節々が痛い、
始めに熱と痛みだけで気道の症状は数日後に出てきたりなどの特徴があるが、病気
の始めには普通のかぜとの区別はつきにくい。
・ インフルエンザが流行る時期には、かぜだと思って様子をみないで、医療機関で鼻
やのどの粘液をとって検査するインフルエンザ診断検査を 受けるのが良いです。
治療
・ 48時間以内に飲めば高熱が半分の日数で軽く終わるという薬がA型・B型それぞれ
にありますので内服すると大変有用です。
・ インフルエンザの時は細菌に対する抵抗性が落ちますので、合併症が多く抗生物質
など飲んでいたほうが良いです。
・ 水分と栄養、暖かくして安静にすことも必要で、ちゃんと食べて飲んで寝ることです。
食べない飲まないで寝ると合併症が起きやすくなります。
・ 熱冷ましはかけないほうが早く治ると言われています。特に15才以下
感染予防
・ インフルエンザワクチンが効果的。(この抗体は半年ぐらいで消えやすいので毎年
11月頃打つ)ワクチンにはいくらかの副作用があります が、効果はあります。特
に65才以上の方は抗体が出来やすく、1回の接種でよく、公費の補助もありますの
でぜひ受けられるようお勧めします。
体に良い食べ物(その1)
現代日本では食べ物が有り余ったために食文化が間違った方向に走り、体に良い食べ物を
食べているとは言えず次のような問題が出て健康を害しています。
若い男性に多く、30代の脳梗塞・糖尿病などが増えた。動脈硬化も
重症で、脳・心臓・足などの血管を人造血管にすげ替える手術も。
若い女性に多く、痩せていることを願うあまり、過度のダイエットで
栄養失調になり貧血や将来骨粗しょう症になるおそれがある。
健康食品はしょせん食品ですから、薬のような効き目はありません。
加工したものではなく、食材をそのままに食事として摂ったほうが安全です。
基本的な食事を正しく食べることが必要です
健康に良い食品とは、人間が昔からずっと食べてきた
伝統的な食べ物です。人間はこの100年の間にこの伝
統食を食べて寿命80才になりました。世界1位は明治
・大正・昭和(戦前)の庶民の日本食を食べて生きて
きた日本人です。それ以前も食べ物に問題があったの
ではなく飢饉・戦争などで食料不足だったり、飲み水
が不衛生だったりして寿命が短かったのです。
蚕は桑を食べ、パンダは笹を食べるように、動物はそれぞれ自分の
体に合う自然の動植物を食べて生きるように進化しました。人間も
同じで、体に必要で、手に入れることができて、毒にならないよう
な食べ物を選んで食べるように進化しました。トリカブトや毒きの
こ、じゃがいもの芽などには毒があり食べられないが、なまこは見
た目が悪いけど体に良い美味しい食べ物であることなど、先人が培
った知識は21世紀の人間にもあてはまります。急に食べ物を変える
ことはできません。
体に良い食べ物(その2)
海のもの山のもの野のものをバランスよく食べること
「1日30品目食べなさい。」聞き古しましたが、健康に良い食事の大事な基本です。
食物には体に良い色々な栄養素が含まれています。
1.主にエネルギーになるもの |
2.主に身体を作るもの (血・肉・骨になる) |
3.体の調子を整える |
糖分…主食・ご飯・パン 麺など穀物 脂肪…食用油・動物性油 (肉の脂肪・バターなど) 糖分の2倍カロリーが高い |
たんぱく質 ↓ 魚・肉・乳製品・大豆 米にも含まれる |
ミネラル・ビタミン カロチノイド・ポリフェノール リコピン・ルテインなど ↓ くだもの・野菜・海藻・ナッツなどに含まれ微量でよい |
3つの栄養素は人間に必要な量が決まっています。
・ 重労働をする時… 【1】
・ 成長期…………… 【1】 【2】 【3】
・ 病気の時………… 【2】 【3】 が多く要ります。
必要な栄養素を必要な量摂る簡単確実な方法は、やはり基本的な食事を3度とることです。伝統的な食事では主食・主菜・副菜とそろっており、3食食べると30品目以上の品数になり、栄養素のバランスもとれます。日本食の場合、塩分を控え、乳製品を加えれば理想的です。
1品だけを多く食べ過ぎることも避けられます。1品だけを食べ過ぎると30品目食べられなくなってしまいます。
様々な食材を30品目食べれば、ミネラルなども必要量が達成できます。特に副菜とし
て、ごま・ハーブ・香辛料などを使い、野菜(1日350g以上必要)を多く、果物を少
し入れて5品目以上食べれば十分です。 食卓をカラフルにするよう心がけるのも一案
で、黄・赤・緑・黒など色の濃い食材はミネラル、ビタミン、カロチノイドなどの抗酸
化物質を多く含み健康に良い食べ物です。
糖分・たんぱく質・脂肪はいずれもエネルギーになりますが、
食べる割合は重さで 糖分(7): 蛋白質(2): 脂肪(1)が良いです。
たんぱく質は皆同じ量が必要です。穀物を多く、脂肪をごく少なくがポイントです。
間食・酒
間食は小さな子供や衰えた老人には栄養的に必要ですが、
健康な成人には必要ありません。それでも脳に対する何物
にも替えがたい満足感が得られるものなので、少量なら摂
っても構いません。代わりに、食事の主に穀物を少し減ら
すなどして下さい。カロリー・塩分の少ないお菓子が売り
出されるように望まれます。
酒は少量(日本酒で8酌・他の酒もアルコール量に換算し
て少量)、1日1回が良いです。体に良い食品ではなく薬
と考えたほうがよく、多いと害になります。妊娠・未成年
には毒になります。
自分の体に必要な量を食べること
自分の体に必要なカロリー
自分の体に必要なカロリーを知るには、自分の身長に見合う標準体重を知る
必要があります。標準体重にする必要はありません。
◎ 身長(m)×身長(m)×22=標準体重(Kg)
◎ 標準体重(Kg)×30Kcal=1日の必要なカロリー(Kcal)
◎ 体重(Kg)÷{ 身長 (m) × 身長 (m) } = BMI
1日の必要なカロリーを3回に分けて食べます。くだもの・間食・酒なども含まれて
います。このカロリーを守って適度な運動をすれば肥満の人は体重が落ち、痩せて
いる人は太るはずです。 朝食をしっかり食べ、昼食も十分に、夕食は少し軽めに。
夕食後はあまり飲食しないほうが、朝の食欲が湧きます。
体重について
体重の調節は標準体重にではなく、骨粗しょう症が防げるとの
理由でむしろ多少小太り程度の方が良いとされています。
(別資料ご覧下さい)体重の指標BMIによって、26〜27までが
問題ない体重で、それ以上は肥満であり減量が必要です。また、
17〜18以下はやせ過ぎなので栄養を十分に摂るよう心がける必
要があります。
▶▶ こちらで【BMI・標準体重・必要カロリー】が自動計算できます ◀◀
現代は健康志向、ダイエットブームで健康食品が
大盛況ですが、重大な被害も出ています。
健康食品の種類
保健機能食品 | その他 | |
1. 特定保健用食品 (個別許可型) ヨーグルト・食用油 食物繊維・ペプチドなど 個別に審査認可を受けている |
2. 栄養機能食品 (規格基準型) ビタミン カルシウムなど 規格基準摂取量表示 などが規制されている |
3. 一般食品 (いわゆる健康食品を含む) 何ら審査許可も受けていない 紛らわしい名称・効能表示は禁止されている |
1.特定保健用食品・2.栄養機能食品
認可されたものだけで、ごく限られた用途・効果であり、
たくさん摂取するとこれも副作用が出ます。あくまで三
度の食事にちょっと加える補助的な食品です。
いわゆる「健康食品」として出回っている商品で問題を
多く抱えています。
健康食品の問題点
< その1 >
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ダイエット食品は存在するのか
一言で言えば 食べてやせられる食品はありません。(飲
んでやせる薬はありますが、病気で飲む必要がある人の
薬で、健康な人が飲めば危険です。研究が進んでおり将
来安全な医薬品が出る見込みはあります。)現在「○○
Kgやせられる」と宣伝されているような健康食品には、
やせ薬や下剤が入っている可能性が強いです。
健康に良い食品とは
一言で言えば「さまざまな食材を栄養のバランスをとって」ということにつきます。
八百屋・魚屋に売っているもの、身近なお手本は、日本人が明治・大正時代に食べ
ていた日本食です。それを食べて生きてきた現代の日本女性が世界一長生きなので
すから確かです。少し塩分を控え、乳製品を加えれば、十分現代・未来にも通用す
る食文化です。米・野菜・魚の取り合わせが良く、大腸ガン・糖尿病・動脈硬化を
防ぎます。